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生活

ファーミネーターのやりすぎは危険!きりがない猫の毛に安全に使う注意点とは

ファーミネーターのやりすぎは危険!きりがない猫の毛に安全に使う注意点とは

猫の抜け毛対策として有効と言われるファーミネーター。

実際使ってみると、面白いぐらい毛が取れるんですよね。

しかし、「ついついやりすぎてしまう!」と心配する方も多いようです。

この記事ではファーミネーターについて、

  • きりがないけどやりすぎは危険!
  • 猫の毛に安全に使う注意点

といった内容をまとめました。

猫も人も気持ちよく安全にファーミネーターを活用できる方法をお伝えしていきます。

猫の抜け毛対策にはファーミネーターがおすすめ

猫を飼育している方のお悩みのひとつである「抜け毛」。

猫の抜け毛対策として一番有効なのは、抜け落ちる前に整えて毛の量を減らすブラッシングと言えます。

とはいえ、猫は全身の毛が約100万本もあるそうです。(人間の頭髪の本数は平均して約10万本と言われています)

そんな猫のブラッシングにはファーミネーターをお勧めします。

出典:スペクトラム ブランズ ジャパン株式会社

ファーミネーターといえば、とけばとくほど面白いぐらいに毛が抜ける魔法のようなブラシとして有名です。

簡単にたくさんの毛が抜けるからこそ使用法には気を付けたい商品です。

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ファーミネーターはきりがないけどやりすぎは危険!

猫の被毛は以下のような仕組みになっています。

  • トップコート・・・表面に生えている太い毛
  • アンダーコート・・・内側に生えているふわふわの細い毛

猫の抜け毛のほとんどはこのアンダーコートです。

アンダーコートの本数はトップコートの5~20倍と言われています。

ファーミネーターはこのアンダーコートをごっそり搔き集めるブラシなので、やりすぎると毛が抜けすぎてハゲてしまう危険性があります。

また、あまりにも気持ち良くざくざく毛が抜けるので、ついついやりすぎてしまいがち。

同じ箇所をいつまでもといて、先述の通りハゲてしまったり、皮膚が弱い猫は痛がる事があります。

ファーミネーターのステンレス歯は安全性に優れていますが、あくまで正しく使った場合に限ります

猫の様子をしっかり見ながら適切に抜け毛ケアをしてあげましょう。

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ファーミネーターを猫の毛に安全に使う注意点

先ほども述べた通り、ファーミネーターは猫の安全のために正しく使用する必要性があります。

そのために押さえておきたいポイントをまとめました。

使う頻度は週に1回程度

使用頻度は週に1回、定期的に行いましょう。

毛が生え変わる換毛期には、抜け毛の量を確認しながら週2回程度行っても良いそうです。

体格・毛の長さに合わせたものを選ぶ

猫用のファーミネーターは全部で4種類。

ファーミネーター猫用は4種類!

引用元:スペクトラム ブランズ ジャパン株式会社

種類 毛の長さ 参考体重
小型猫 S ①短毛種用 5cm未満 約4.5kg未満
②長毛種用 5cm以上 約4.5kg未満
中・大型猫 ③短毛種用 5cm未満 約4.5kg以上
④長毛種用 5cm未満 約4.5kg以上

小型猫と中・大型猫、それぞれに対し短毛・長毛があります。

小型猫用のブラシ幅は大型猫用のものよりも狭く、ステンレス歯は長毛種用の方が短毛種用のものより長くなっています。

猫ごとの体格や毛の長さに応じたサイズ展開になっているようですね。

  • 小型猫の小さな体で小回りが効く
  • 大型猫の大きな体を効率よくとける
  • 短毛種用のステンレス歯では長毛種の長い毛を拾い切れない
  • 長毛種用のステンレス歯は短毛種の肌に当たりやすく皮膚へのダメージの可能性がある

猫の体に合わないブラシは効率よくブラッシングができないだけではなく、最悪の場合、怪我や皮膚病の原因となる可能性がある事を覚えておきましょう。

偽物を使わない

残念ながらファーミネーターには偽物の商品(模倣品)が大量に流通しています。ここから

模倣品を使う事で生じるデメリットは主に以下の2つ。

  • 猫の安全が保障されない
  • 転売などを目的とした所持をすることで法に触れる可能性がある

猫の安全が保障されない

模倣品は大量に生産するために低コストで、正規品ほど丁寧な流れで製造されていない為、粗悪品である場合がほとんどです。

エッジ先端の加工が適性におこなわれていないため、ペットの皮フ・被毛を傷つける恐れがある
エッジが尖っていないため、抜け毛が取れない
金属の材質不良のため、錆びてしまい長持ちしない
グリップに芯が入っていないため、グリップとヘッド部分が真っ二つに折れてしまう

引用元:スペクトラム ブランズ ジャパン株式会社

上記はファーミネーターの輸入・販売元であるスペクトラムブランズジャパン株式会社の商品サイト内に記載されている模倣品の特徴です。

模倣品は、アンダーコートを適切に拾う事が出来ず、といてもブラシに毛がほとんど付かないようです。

そのため「使い方を間違ったかな?」「もっと強くとかないとダメかな?」と誤った使い方をしてしまい、猫の怪我に繋がってしまう事が多いそうです。

安心・安全なブラッシングのために、必ず正規品を使いたいですよね。

転売などを目的とした所持をすることで法に触れる可能性がある

スペクトラムブランズジャパン株式会社の公式サイト内には、ファーミネーターの模倣品についてこのような注意喚起の一文があります。

模倣品は、商標権を侵害している、もしくは不正競争防止法に違反しています。また、模倣品を輸入したり、あるいは転売など譲渡あるいは引渡しのためにこれらを所持することは、商標法第37条1号あるいは2号の不正競争行為にも該当する場合がございます。特に、一般的な販売価格とかけ離れている製品を手に取る際には、十分にご注意ください。

引用元:スペクトラム ブランズ ジャパン株式会社

模倣品そのものが商標権の侵害、及び不正競争防止法に反した悪質な品です。

フリマサイトなどでの転売などのために所持しているだけで犯罪になる可能性がゼロではありません。

模倣品が存在する事自体とても残念な事ですが、今一度、愛用しているファーミネーターが正規品である事を再確認しておくと安心ですよね。

偽物の見分け方

スペクトラムブランズジャパン株式会社の公式サイト内には模倣品の見分け方も掲載されていました。

シリアルナンバー:正規品の歯の右側に記載されているはずの、固有のシリアルコードがない
エッジ:エッジが不ぞろい。先端の加工が適性に行われおらず、尖っていない
グリップ:グリップの突起物が最後までそろっていない

引用元:スペクトラム ブランズ ジャパン株式会社

また、Twitterにはこんな情報も。

模倣品はラベルの肉球マークの三角が、正規品のものよりやや鋭角に見えますね。

お手元のファーミネーターが模倣品かな?と心配な方はこれらの情報を参考に確認してみて下さいね。

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まとめ

ファーミネーターは、

  • 週に1回(換毛期には週2回)定期的に使用する
  • 猫の体格、毛の長さに合った商品を選ぶ
  • 正規品を使用する

以上のポイントを押さえておけば、安全に使用できる事がわかりました。

猫は季節や気温に応じて被毛を増減させたり、自分でグルーミングをして毛並みを整えて体調管理を行っています。

人間がブラッシングの手助けをしてあげる事は猫の健康管理に欠かせません。

ファーミネーターを正しく使用して、大切な猫の健康をいつまでも支えたいですね。