パン作りやお菓子作りに使われれるスキムミルク。
牛乳から脂肪分を取り、水分を飛ばして作られたものなので、牛乳に比べて低脂肪であり、たんぱく質やカルシウムもたっぷりです。
トレーニング後の栄養補給や、効率よくたんぱく質を摂取するために飲んでいる方もいます。
そんなスキムミルクですが、美味しいからとそのまま食べてしまったり、ついつい食べ過ぎてしまったりする方もいるようなんですよね。
体への影響はあるのでしょうか?
今回は
- スキムミルクをそのまま食べるのは大丈夫なの?
- スキムミルクの食べ過ぎは太る?
- 食べ過ぎたときの体へのデメリットは?
を調べてみました!
スキムミルクをそのまま食べるのは平気?
栄養豊富なスキムミルクをそのまま食べるのは平気なのでしょうか。
ズバリそのまま食べても大丈夫です!
しかし食べやすいかと言うと、それはまた別問題のようですよ。
あとこれ買いました
スキムミルク子供の頃めっちゃ好きで、そのまま食べてむせるのがお約束でした pic.twitter.com/1gBz958tBD
— むっちゃん@猫大正義 (@onakaitaiyo_47) April 14, 2021
スキムミルクそのまま食べても美味しくないのに何故か食べちゃう
— まりもの子 (@marimokotan__) November 21, 2015
実は私が1番好きな食べ物スキムミルクなんだよね…そのままスプーンで食べて口の水分なくなって毎回溺れそうになってる
— よもけろ (@yomokero_) April 8, 2022
現在スーパーなどで販売されているスキムミルクは、昔のものに比べて美味しく、水に溶けやすくはなっています。
しかしサラサラとした細かい粉状ですので、むせたりして食べにくいことはあるようですね。
あえてそのまま食べることが好きな方もいらっしゃるようですが、食べるときはむせないように気を付けてくださいね。
スキムミルクの食べ過ぎは太る?
スキムミルクは低脂肪でありながら、カルシウムやたんぱく質を手軽に取れる食品です。
しかし「低脂肪だから」と安心して食べ過ぎると、カロリーの摂取量が増えて、太る原因になってしまいますよ。
スキムミルク10gを水90gで溶いた「スキムミルク液」と牛乳、それぞれ100gあたりの栄養素を比較してみましょう
スキムミルク液 | 牛乳 | |
エネルギー | 35キロカロリー | 61キロカロリー |
たんぱく質 | 3.4g | 3.3g |
脂質 | 0.1g | 3.8g |
カルシウム | 110㎎ | 110㎎ |
ビタミンA | 1㎍ | 38㎍ |
コレステロール | 3㎎ | 12㎎ |
引用:一般社団法人日本乳業協会
エネルギーが半分になっているのに対し、カルシウムやたんぱく質はほぼ変わらない数値なのは驚きですね。
ほのかに甘くて美味しいスキムミルクは、効率よく栄養を取るのにも適しています。
しかし食べ過ぎはやはりカロリーオーバーになってしまいますので、くれぐれも食べ過ぎないように注意してくださいね。
スキムミルクの食べ過ぎは体に悪いデメリット!?
ダイエットやカロリー面以外でも、スキムミルクの食べ過ぎは体に悪いデメリットがあるのでしょうか。
調べてみるとちょっと怖い理由が2つありました。
原材料の危険性
スキムミルクの原材料は牛乳ですが、乳牛のエサに問題がある可能性があります。
乳牛のエサは国産のものもありますが、ほとんどが輸入品であり、その中には遺伝子組み換え作物が混ざっているかもしれないのです。
またスキムミルクは牛乳から水分を飛ばした商品ですね。
濃縮された栄養を効率よくとれるのが良いところですが、悪い成分も濃縮されてしまっている可能性もあります。
遺伝子組み換え作物を食べても乳牛の体の中で分解され、その成分が牛乳に影響するとは言われていませんが、少し心配になりますね。
品質管理の危険性
スキムミルクの原材料になる牛乳は、加工して使うことが前提となっています。
そのまま飲むための牛乳に比べると、品質管理が徹底されていない可能性があると言われています。
スキムミルクを食べ過ぎると、乳糖などによってお腹を壊すこともありますし、満腹感で食事も進まなくなって、食事からとる栄養分が減ってしまうことも。
やはり食べ過ぎには注意して、適度な量を取るのがよさそうですね。
牛乳は1日で200ml飲むのがよいとされています。
同様に考えると、スキムミルクの1日の摂取量は20gほどが良いのではないでしょうか。
まとめ
低脂肪でヘルシーながら、栄養がギュッとつまったスキムミルク。
カルシウムは年を重ねた方の骨粗しょう症予防にもなりますし、たんぱく質も入っているので筋力維持、美肌効果、ダイエットにもおすすめの食品です。
どんな食品も取り過ぎれば体によくないものです。
食べる量には気を付けながら、上手に生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。