価格はおさえめながらも美味しいのが嬉しい、飲料メーカーのサンガリア。(正式名称は株式会社日本サンガリアベバレッジカンパニー)
業務スーパーやディスカウントショップなど行くと、缶コーヒーが30円ぐらいで売られているのを見かけます。
他メーカーの缶コーヒーなら安くても50~60円ぐらいはするのに、こんなに安すぎていいの?と心配になるぐらいです。
「安すぎて怪しい」なんて声もちらほら聞くことがあるサンガリアの、安さの理由について調査しました。
サンガリアが安い理由はなぜ?
レッ○ブルとかモン○ターエナジー的な奴をサンガリアが出しとる
安いw pic.twitter.com/KMQemcFjWJ— ボンクラーズ総長 (@compon) July 25, 2018
他メーカーの飲料に比べ、半額以下ぐらいで売っていることもあるサンガリアの商品。
安さの秘密は何なのでしょうか。
広告宣伝費を削減してる?
一番に言われているのがCMなど、広告宣伝費を削減しているという意見。
2022年9月時点でサンガリアのCMは、TBS系の以下の番組で流れているようです。(他にも把握しきれていない番組があるかもしれません)
・ラヴィット!(平日8:00~9:55)
・ゴゴスマ(平日13:55~15:49)
・坂上&指原のつぶれない店(火曜19:00~20:54)
参考:番組スポンサー 詳しく! @ウィキ、ツイッター
意外にも有名な番組の途中でCMを流してはいるようですが、他のメーカーに比べると、スポンサー番組が少ないようです。
例えばですが、以下はサントリーのスポンサー番組(抜粋)になります。
・人生最高レストラン(カウキャッチャー除く一社提供・150秒)
・ぐるぐるナインティナイン
・笑点(本編)
・世界の果てまでイッテQ!
・情報7daysニュースキャスター
・日曜劇場
・WBS(中盤PT・隔日)
・出没!アド街ック天国
・フジ系月曜ドラマ
コカ・コーラやキリンなどのスポンサー番組も調べてみましたが、やはりサンガリアよりは多い印象です。
調べてみると、キー局※で15秒のCMを流すと、1回につき40~80万円ほどかかるそうです。(※全国ネットワークの中心となる放送局で、日テレ・テレ朝・TBS・フジ・テレ東の5つのこと)
CM放送数を減らすだけで、かなりコストの削減になるようですね。
また、CMタレントも他メーカーは知名度高いタレントをバンバン使っていますが、サンガリアはシンプルに小泉孝太郎さんを一人起用しているのみです。
以前のサンガリアのCMを見ても、CM出演料が高額にならない素人っぽい人が出演しています。(以下リンクから見れます)
有名人こそ起用していませんが、「いち、に、サンガリア!」のフレーズがとても耳に残って告知能力は抜群ですね。
・CM放送回数を控える
・CMタレントの起用料金を控える
などして広告宣伝費をおさえた分、価格に反映できるのではと思います。
原材料に安くてやばいものを使ってる?
食品や飲料が安いと気になってしまうのが、安くてやばい原材料を使っているのでは?という点です。
やっぱり体に入ってくるものですからね。
値段が安すぎるせいもあってか、サンガリアの飲料に対し「体に悪そう」というイメージを持たれる方もいるようです。
サンガリアのジュースって限りなく体に悪そうな味するよな。
— 牛 (@ShimofuriA5) June 15, 2021
サンガリアのいちごミルクとバナナミルク最高に体に悪そうな味がして好き
— たけ (@take_KING_No23) August 13, 2020
本当にヤバイ原料使っているの?と気になり、サンガリアと雪印メグミルクのいちごミルクの原材料や栄養成分を比較してみました。

▼サンガリア「まろやかいちご&ミルク」500mlペット
原材料 | 砂糖(タイ製造、国内製造)、牛乳、全粉乳、いちご果汁、脱脂粉乳、ココナッツオイル、デキストリン、クリーム、食塩/香料、乳化剤、ビタミンC、カルミン酸色素、甘味料(ステビア) |
栄養成分 | エネルギー47kcal 、たんぱく質0.7g 、脂質0.8g 、炭水化物9.2g、食塩相当量0.114g |
▼雪印メグミルク「いちごオ・レ」200ml紙パック(抜粋)
原材料 | 糖類(異性化液糖、水あめ)、乳製品、いちご果汁、食塩/香料、着色料(野菜色素、紅麹)、pH調整剤、ビタミンC、乳化剤 |
栄養成分 | エネルギー107kcal、たんぱく質2.1g、脂質0.0g、炭水化物24.6g、糖質24.6g、食物繊維0.0g、食塩相当量0.20g |
こう見比べる限りは、原材料にそこまで大差はなく、どちらもやばいという感じはしなさそうです。
どちらも香料・乳化剤・着色料など使われていますしね。
もしかしたらこれらの材料の個々がサンガリアでは安いものを使用しているのかもしれませんが、さすがにそこまでは調べられませんでした。
気にする人が多い糖質に関しては、サンガリア=9.2g、雪印メグミルク=24.6gと、意外にもサンガリアの方が半分以下と言う結論でした。
(サンガリアの糖質は表に載っていませんが、だいたい「糖質=炭水化物」の計算になるということです)
私も時々サンガリアの飲料を飲みますが、とにかく甘いというイメージがありましたので、ちょっと意外でした。
で、原料費についてですが、そもそも飲料で高いのって、ペットボトルや缶などの容器代だと言われています。(以下は例で諸説あります)
◆350mlの缶飲料…中身は約2円前後、缶代が約11円
◆500mlのペットボトル飲料…中身は2.5円前後、容器代が約12円
コスト削減するなら容器を工夫する方が現実的ということですね。
なのでサンガリアの飲料も、原材料にやばいものを使ってまで価格をおさえる必要はない=安心、と考えて良さそうです。
むしろ全ての商品で合成着色料、 合成保存料を不使用というこだわりを持って商品を作られているようですよ。
『はてしなく自然飲料を追求するサンガリア』宣言
全商品から合成着色料、 合成保存料を徹底排除出典:サンガリア沿革
やばい原料を使っているわけではなく、むしろこだわりが強いぐらいと分かり安心しましたね♪
物流コストの削減
サンガリアが安い理由に、物流コストの削減もあるようです。
物流コストとは、「輸送費」「保管費」「荷役費」「管理費」などに分類されます。
商品を作りすぎると保管場所のコストなども発生するため、サンガリアでは過剰在庫に気を付けつつ、商品の安定供給に徹しているようです。
営業部門や製造部門と連携を図って情報を共有化することで、生産過剰や過剰投資といったコスト増を防ぎ、売上げの拡大と利益の向上が期待される適正在庫の調整を計っています。
こうした体制のもと効率的な物流が行われるよう調整して、安定した商品の供給が行われるように日々取り組んでいます。
出典:サンガリア物流・業務
サンガリア=安くてやばいイメージが多少なりありましたが、知れば知るほど企業努力をされている素晴らしい会社だと分かりました。
これでもう、安心して飲むことができますね!
まとめ
飲料メーカー・サンガリアが安い理由についてまとめました。
ツイッターで世間の声を調査すると、「安すぎて怪しい」「やばいもの使っているのかな」なんて声が聞こえてくるサンガリア。
しかし実際は広告費や物流コストなどを削減し、価格に反映してくれているだろうことが分かりました。
近年の社会全体による値上げラッシュで、サンガリアもさすがに2022年10月1日より商品の値上げをするようですが、今後も美味しい飲料を届けてくれることに期待したいと思います♪

