犬を家族の一員として大切にしながら一緒に過ごしている方も多くいらっしゃると思います。
そんな大切な犬との楽しい散歩中に、知らない人に怒られたり、注意されたりしたことはありますか?
実は私も愛犬の散歩中に怒られたことがあるんです。
その時はビックリしたのとショックとでぼう然としてしまいました。
その後時間がたつにつれ、怒りや悲しみ・自分がいけなかったのかな?などいろいろな感情がわいてきたものです。
今回は
- 犬の散歩で怒られた私の体験談
- インターネットで調べた犬の散歩中に怒られた体験談まとめ
- 犬の散歩をするときに気を付けたいポイント
を調べてみました。
犬を連れている人もそうでない人も、できればお互いに気持ちよくありたいですよね。
どんなことに気を付ければよいのかも一緒にご紹介します!
犬の散歩中に怒られた体験談│犬禁止エリアは一瞬の立ち入りすらダメ!?
私も黒いトイプードルを飼っていますが、朝散歩をしていて怒られたことがあります。
自宅近くの公園は犬が通ってもよい道路と、立ち入ってはいけないエリアに分かれています。
犬が通ってもよい道路でフンの片づけをしているときに、手が汚れてしまったことがありました。
あたりを見回すと、一番近くにある水道は犬の立ち入ってはいけないエリアにありました。
直線距離で数メートルほどのすぐ近くの場所です。
しかしその場の適当な所に犬をつないで、私だけで水道に行くのは少し心配でした。
なぜならその道は、通勤途中や散歩でそこそこ人通りのある道路だったからです。
適当な場所にリードをつないだとしても、散歩のリードは1メートルほどの長さがあります。
私がその場にいない間に、通行人の誰かに飛びついてしまわないか、誰かの洋服を汚したりしないか心配だったのです。
時間帯は朝で、犬の立ち入りが禁止されているエリアには誰もいない状況でした。
自分がリードを持った状態でササッとエリアに入りました。
そしてなるべく早く…と焦りながら手を洗っていたのですが、その光景を見た年配のご婦人に遠くから
「そこは犬の立ち入り禁止場所ですよ!」
と怒られてしまったんです。
正直、モヤモヤ・・・
もっともな意見でしたので「すみません!」と謝り、すぐに犬が通ってもいい道路に走って戻りました。
しかし
「確かに自分は犬立ち入り禁止のエリアに犬を連れて入ってしまったけど、今は誰もいないのに。」
「手が汚れているのにほんの少しの間洗うのもダメなの?」
と少しだけむっとしてしまったことは事実です。
犬の散歩は何度もしてきましたが、これまでそういったささいなことで怒られたことってなかったんですよね。
むしろ公園に愛犬を連れていくと「かわいい~!」と声をかけられたり、囲まれてちやほやされることがほとんどでした。
その場では「すみません!」と謝るのが精一杯でしたが、家に帰って時間がたつにつれて、
「そんなにいけなかったかな?」
「悔しいような悲しいような・・・」
「また怒られたらどうしよう」
とモヤモヤした感情が増したものです。
私がしてしまった「立ち入り禁止エリアへの進入」は、やはりそこまでいけない行為だったのでしょうか?
自分を納得&その後の対策
その日は悲しい・納得できない・・・という気持ちでしたが、あらためて考えてみると、世の中には色々な立場の人がいて、それぞれに違う意見を持っているんですよね。
自分の立場だけで一方的に意見を言ったり怒るのは、お互いに良くないことだと考えなおしました。
そのご婦人は何度もマナー違反の犬の散歩に出くわし、とても気分を害されていたのかもしれません。
もっと探していたら、犬が通ってよい道にも水道があったかもしれません。
それを私が知らなかっただけなのかもしれないと思いました。
私が手を洗いに行った行動に様々な要因があったのと同じように、そのご婦人にも声をかけずにはいられない背景があったのかもしれませんね。
そして今後同じようなことがあったときに困らないよう、最低限手を拭けるように散歩バッグにウェットティッシュを入れて持ち歩くようにしました。
犬の散歩中に怒られた人は他にも多数
犬の散歩にまつわるトラブルが他にもあるか調べてみると、犬のおしっこやフンの始末についてのエピソードがたくさんありました。
- 犬と歩いていただけで「きちんと始末はしてよね」と怒られた
- 自分の犬がしたわけではないのに片付けさせられた
- フンを片付けて持ち帰っているのに文句を言われた
犬は散歩中にマーキング目的や単純な排泄行為として、電柱などにおしっこをすることがあります。
またフンをするのもある意味生理現象であるとも言えます。
しかし犬のおしっこが原因で実際にトラブルが起きてしまいました。
2021年、三重県で歩行者用信号の根本部分が腐食し倒れてしまった事件です。
犬の尿で鉄製信号柱倒壊か 三重県警調査結果https://t.co/6OKjgVDcT4
県警科学捜査研究所(科捜研)が調べたところ、柱の根元から、同じ交差点にある別の信号柱に比べて約42倍の尿素が検出された pic.twitter.com/CLMBCjuUxM
— 産経ニュース (@Sankei_news) July 13, 2021
その道は近所の犬の散歩コースになっていたため、長い年月かけられ続けた犬のおしっこの成分によって根元部分が腐食、倒れたのだと考えられています。
この事件でけが人が出なかったのは不幸中の幸いですが、犬を連れて歩く人も、それを見かける人も気持ちよくいられるようするにはどうしたらいいのでしょう。
犬を散歩させる側の立場としてどんなことに気を付けたらよいのか調べてみました。
- なるべく自宅で排泄させてから散歩に出かける
- 散歩中におしっこしそうになったらペットシートを敷く
- もしペットシートが間に合わなかった場合、水を持参し、それできれいに流す
- ペットシートやティッシュで水分を吸い取って持ち帰る
- ペットシートや紙の上にフンを出したらそれも持ち帰る
- 犬用おむつをして散歩に行く
散歩である程度の距離を歩かないと排泄できない犬も中にはいるでしょう。
しかし天気が悪い日や、老化して体が思うように動かなくなってきてからのことも考えると、やはり自宅内で排泄できるようにしつけた方が良いそうです。
散歩でしか排泄できないとなると、自宅では我慢しなくてはならなくなりますよね。
犬にとっては、散歩中でも、自宅でも、とにかく排泄がすぐにできる方がストレスなく過ごせるそうです。
もしどうしても散歩でしか排泄できないとしても、必要最低限のマナーは持っていたいですね。
まとめ
今回は犬の散歩中に怒られた体験談をご紹介しました。
大切な愛犬との散歩は、いつも楽しい時間にしたいですよね。
犬を散歩させる人もそうでない人も、お互いが気持ち過ごせるようにマナーに気を付けて散歩しましょう!