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生活

ジェニーちゃんの販売中止理由はなぜ?中国製で人気が落ちたから?

ジェニーちゃんの販売中止理由はなぜ?中国製で人気が落ちたから?

リカちゃん人形やバービー人形と並んでとても人気のあったジェニーちゃん。

最近お店で見かけないなと思ったら、実はジェニーちゃん、販売が終了していたそうです。

ファンも多いはずのジェニーちゃんが、一体なぜ消えてしまったのでしょうか。

簡単なジェニーちゃんの歴史とあわせて、ジェニーちゃんの販売終了理由今でも売ってる販売店についてまとめました。

ジェニーちゃんの歴史│店頭から消えたのはいつ?

ジェニーちゃんは2016年に発売されたエクセリーナ・シリーズ※をもって販売休止となっています。(※エクセリーナはジェニーちゃんの高級ライン商品)

ジェニーちゃんの大元は、アメリカのマテル社から発売されたバービー人形でした。

1980年代にマテル社と提携していたタカラ社が、タカラバービーとして販売していましたが、1986年にマテル社とのライセンス契約が切れたことをきっかけに、バービーからジェニーへと名前を変えて販売されています。

ジェニーへ改名の理由についてタカラの広告では、「ミュージカル『ジェニー』に主演したバービーが大成功を収め、そのヒロインの名前の『ジェニー』をバービーが襲名する事になった」という説明がなされた

出典:wikipedia

かつてはオフィシャルファンクラブ「ジェニーズクラブ」もあったジェニーちゃん。

しかし2008年1月に、ファンクラブの新規会員募集を打ち切りし、その年に非公式に生産を休止。

2010年にファッション性を強調しリニューアルしたジェニーちゃん(ラブジェニー)が再発売し、その後しばらく、さまざまな服を着たジェニーちゃんやファッションアイテムが発売されてきました。

紆余曲折ありながらも長く販売されてきたジェニーちゃん。

ですが2016年のエクセリーナシリーズ発売以降、新商品の発表や発売がなくなり、実質再びの販売休止となってしまったようです。

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ジェニーちゃんの販売中止理由はなぜ?

販売メーカー「タカラトミー」からは、ジェニーちゃんが販売中止になった理由について公表されていません。

そのためwebで調査したドールファンの情報を元に、ジェニーちゃん販売中止理由をまとめました。

中国産になり人気がなくなった

初期のジェニーちゃん(1986年~)は、日本で製造されていました。

しかし2000年頃から、コストをおさえるため製造を中国に移行。

しかし中国産ジェニーちゃんは作りが粗く、評判がイマイチだったようです。

・髪の毛がボサボサ
・髪が抜ける
・アイプリントのずれ
・腕がかたくて曲がらない

など国産のものとだいぶ違ったといいます。

例えばこんな感じで、アイプリント=目の位置が明らかに非対称だったり。(髪質もボサボサ・・・)

中国産リカちゃん、アイプリントがずれてる

ジェニーちゃんやリカちゃんなどのドールは、子供のみならず、大人のファンもとても多い商品です。

濃いファンの方は、左右の眉毛の濃さ、ほっぺのふっくら具合など、かなり細かい部分までチェックされるんですよね。

子供の目には気にならなくとも、大人のファンの目は微々たるエラーもごまかせません。

中国産で作りの荒いドールになったことから、ジェニーちゃんを購入する人が減ったのでは?と言われているようです。

社長の判断

タカラトミーの社長がジェニーちゃんにあまり好意的でなかったようで、リカちゃんに絞ったとも言われています。

タカラトミーの当時の社長の鶴の一声「大人向けドールってナニ?ジェニーみたいなドールは他社に任せよう!」と、リカちゃんだけに絞ってしまった経緯があります。

出典:ヤフー知恵袋

 

タカラトミーの社長は2022年現在5代目で、時期的におそらく3代目・富山幹太郎さんの意向ということになりますね。

◆初代:富山栄市郎(タカラトミーの前身企業・トミーの創業者)
◆2代:富山允就(1974年~1986年)※栄市郎の息子
◆3代:富山幹太郎(1986年~2015年6月)※允就の長男
◆4代:ハロルド・ジョージ・メイ(2015年6月~2017年12月)
◆5代:小島一洋(2018年1月~ )

タカラトミーにとってお荷物的存在という社長の意向は、薄々ユーザーにも伝わっていたようです。

その後タカラトミーは社長が2人ほど変わりましたが、ジェニーちゃんの販売からは手を引いてしまったようですね。

ドールの多様化によるファン離れ

子供から大人まで夢中になるドールは、ジェニーちゃん・リカちゃん・バービーちゃんだけにとどまりません。

・ブライス
・スーパードルフィー
・momokoドール

こういった新しいドールも生まれたため、ファンが分散していった可能性も考えられます。

ただでさえ少子化で子供のおもちゃが売れにくいところに、ドールの種類が増えてしまったら厳しいですよね。

またリカちゃんと比べると知名度が低いことも、人気低迷の一因と考えられます。

正直、ドールに詳しくない人からしたら、ジェニーちゃんを見ても「リカちゃん」と認識されてしまうこともあります。

現代の子供はジェニーちゃん自体知らない子も多いでしょうから、お人形をねだるにしてもリカちゃんに流れてしまうはず。

1980年代・1990年代頃のジェニーちゃん全盛期を知っている人からするとちょっと寂しいものです。

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ジェニーちゃんが今でも買える販売店

タカラトミー社からは事実上、販売終了となってしまったジェニーちゃんですが、今でも買えるお店があります。

リカちゃんキャッスル(オンライン・実店舗)

リカちゃんキャッスル」は、オンラインショップ東京日本橋、神戸三宮に実店舗があります。

リカちゃんキャッスル(現・リトルファクトリー株式会社)は、前身が旧タカラの福島工場で、現在唯一、日本製のリカちゃん人形を製造している工場になります。

工場だけでなく、1993年からはリカちゃんの製造工程見学や歴代製品展示も見られるミュージアムも併設されていて、ドールファンにとっては聖地となる場所でもあります。

ジェニーちゃんはこちらで今でも少ないながらに製造されています。

中国産とはクオリティが違う、と大人のドールファンの多くはリカちゃんキャッスルからお人形を購入されているようですね。

ちなみにリカちゃんキャッスル通販の「ジェニーちゃんページ」を確認したら、私が見た時はすべてのジェニーちゃんが「販売終了しました」になっていました。

リカちゃんキャッスル運営のリトルファクトリー社は、楽天でも通販をされていて、そちらでは購入可能なこともありますので、気になる方はチェックされてみて下さいね♪

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浅草橋トトコ(実店舗)

タカラ時代のおもちゃ問屋さんだった、東京の浅草橋「トトコ」でも購入できます。

トトコ
東京都台東区浅草橋5丁目6−4
03-3851-8603

かつてはジェニー公式ショップとしてトトコ・オリジナルジェニーを作っていた時期もあったそうです。

営業日に関しては、

毎週金曜日定休、営業時間12:00~19:00

とのことですが、公式サイトがなく最新の情報か不明のため、お店へ行かれる際はお電話で営業日か確認された方が良さそうです。

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まとめ

ジェニーちゃんの販売終了理由は、

・中国産で作りが粗くなったこと
・社長がジェニーちゃんに力を入れてなかったこと
・少子化やドールの多様化によるファン離れ

といったことが考えられます。

そんなジェニーちゃんですが、今でも「リカちゃんキャッスル」やトト子、フリマサイトでも購入は可能です。

また、リカちゃんキャッスル運営会社は楽天にも出品されていますので、ぜひチェックされてみて下さいね♪

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